I like apples どんな場面で使うのだろう?

なるほどそういう場面で使えるんだということがイメージできますと、英語学習をしていましてもことばが印象に残ります。ことばや文章になじみを持たせるためには学習内容と自分の考えや生活がかけはなれていますと学習内容がなかなか身に付きにくいものです。授業中は主に先生(語り手)と生徒(聞き手)の対面授業で一文一文説明を受けながら教えてもらいますが、どういう場面で使うんだろうという思いを持ちながら英語の授業時間を過ごしていますか?

Do you like apples? Yes, I do. No, I don’t.

学校英語テキストにlikeという動詞が出てきます。 I like apples.から展開しまして、I like bananas. I like oranges. などを習います。Do you like apples? Yes, I do. No, I don’t. のパターンを何度も聞かされますと、そのパターンが学習者(聞き手)に定着してしまうことがあります。ある国際交流活動団体に所属しておりました頃、10代の学生の様々な体験談を耳にしました。ある一人の中学生の体験です。彼はホームステイプログラムで1カ月をアメリカで過ごしました。お世話になりましたホストファミリーはお父さん、お母さん、子供のごく普通の家庭でした。ある日、家族そろってスーパーマーケットに出かけました。果物売り場の前で、ホストファミリーのお父さんが彼に”Do you like apples?”と尋ねました。彼は”No, I don’t.”と答えました。以後その家庭に滞在中は一度もリンゴを口にすることはありませんでした。ところが彼はリンゴがきらいだったわけではありませんでした。ではどうしてその時、” Do you like apples?” と聞かれて、” No, I don’t.” と返事したのでしょう。彼が帰国してからの体験談で、「僕はリンゴが好きです。嫌いなわけありません。”Do you like apples?” とホストファミリーのお父さんに聞かれたその時はリンゴをたまたま食べたくなかったんです。だから ”No, I don’t.” と返事したのです。僕はアメリカホームステイ中は一度もリンゴを食べるチャンスがありませんでした。」と答えました。彼の体験から、Do you like apples? と尋ねられた時の返事が ”Yes, I do.” ” No, I don’t.” だけが返事ではないことを教えています。尋ねられることにいつも「なぜ?」と想像・思考して聞き返しますと、その場で「なるほど、そういうことで尋ねられているんだ」ということが把握できますから、彼の場合、また違った返事の仕方が生まれてきていたかもしれません。

思考と想像を意識した英語学習を心掛ける

なるほど、こういう場面でつかえるんだ・・・・素晴らしい言葉使いに出会ったときは、そうだ、こういう場面で使えるんだと意識すれば自分を高めることができます。いろいろな方法で英語学習活動はなされてきましたが、お勧めの英語活動はすでにされている方もおられると思いますが、それは英語日本語による物語人体表現活動(Story Activity)です。人体表現を組み入れてことばを身に着ける活動です。言語をどう表現するかを人体で考えようという活動です。数人いればできます。今英語教育界で求められています4技能(Reading Listening speaking Writing)に4要素(想像力・思考力・表現力・コミュニケーション能力)を持たせることができます。

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